2021年3月27日「さいたまミネラルマルシェ」③購入品
「アイオライト」の呼び方のほうが目にしますが実はこちらは宝石名なんですね。
磨かれていない状態のものを見つけたので一つ購入してみました。
鉱物名はコーディエライト。和名は菫青石。
美しい青紫色によく合う名前です。
マグネシウム・アルミニウム・鉄から成るケイ酸塩化合物の一種で、
モース硬度は水晶と同じ7。
そしてなんといっても特徴的なのが
「多色性」です。
見る角度によって群青色から黄色に変化します。
青発色は鉄分によるものだそうですが、
この鉄の光の吸収の違いで多色性が生まれるとのこと。
・・・・な、なるほどね~~~
(*‘ω‘ *)←全然わかってない。
そして化学組成を見ると Mg2Al3(AlSi5O18)
鉄Feはどこいな???
さらに、アイオライトが白雲母や緑泥石に仮晶したものが、
風化によって花びら様にみえることから名前が付いた「桜石」
これも衝撃の事実です。
あの金属感ある桜石がもともとはアイオライトだったとは!
ほかにも、
「ウォーターサファイヤ」や
「ダイクロアイト」なんて、
呼び名がいくつもあるのもミステリアスな感じがして魅力の一つですね。
そして融点の低さゆえ、
コランダムなどに行われる熱処理ができないため、全部が自然の色だそうです。
あの多色性が全く自然なものなんて、
ほんとに不思議で魅力的な鉱物ですね。
近頃「アイオライトサンストーン」なるもののよく見かけます。
気になる!!