深山の翡翠

翡翠拾い記録

2019年10月17日

採集2日目

 

楽しすぎて海岸をゾンビのように歩き回りました。

 

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この2個は小粒ですがあたりじゃないでしょうか。

 

 

 

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これは越中宮崎海岸で拾いました。

波打ち際の砂に埋もれるように3個固まってて、

完全に翡翠だと確信して喜んでいましたが、ロディン 岩のようです……。

重みもしっかりあるのですが、やっぱりカサカサしてます。

2019年10月16日

関東に帰ってきたものの、糸魚川はめっちゃ遠い、というイメージだったので、

気持ちはありつつも行動には移してませんでした。

でも、少し前から始めたツイッターでハンターさん達の成果を見ていると、

行きたい欲が込み上げて来て、居ても立っても居られず、

ついに糸魚川へ単独採集へ行きました!

結果は……f:id:miyamahisui:20210209142251j:image

 

右上は石英とネフでは無く、ソーダ珪灰石とクリソプレーズのようです。

このソーダ珪灰石は翡翠の割れ目にできることがあるそうで、

翡翠の息吹を感じる鉱物です。

側面にトルマリンっぽい柱状の鉱物がくっついています。

糸魚川トルマリン?聞いたことないので、こっちは謎鉱物です。

右下は石灰石?こういうのもロディン 岩になるんでしょうか?

久しぶりの糸魚川は思ったより近くに感じました。

 

翡翠全然分からない!

その後、フォッサマグナミュージアムへ行ったり、ブログを読んだり、色々翡翠について勉強したつもりでしたが、実際海岸へ行ってみると、やっぱり全然分からない!

最初の頃は旅行半分、翡翠拾い半分という感じだったので、翡翠棒も持ってませんでした。

どこかのブログで川の方がいいんじゃないかと読んで、姫川へ!!

そこで拾ったのが

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これです!重い!みどり!しっとり!!!

半信半疑のまま翡翠だろうと期待して大事にしてましたが、つい最近翡翠仲間さんに見てもらって無事翡翠との事でした。

運が良かったのか、今より翡翠拾う人が少なかったのか、ど素人が拾えてしまいました。

 

その後、九州に引っ越す事になってしまい、10年弱糸魚川へ行けていませんでした。

 

やっと関東に帰ってきたので、一昨年からぼちぼち糸魚川へ行き出しました。撮りためた写真もあるので、のんびり書いていこうかなと思ってます。

 

 

糸魚川と翡翠と私

翡翠

ヒスイ翡翠jade、ジェイド)は、深緑の半透明な宝石の一つ。東洋中国)や中南米アステカ文明)では古くから人気が高い宝石であり、以上に珍重された。古くは(ぎょく)と呼ばれた。

鉱物学的には「翡翠」と呼ばれる化学組成の違いから「硬玉ヒスイ輝石)」と「軟玉ネフライト : 透閃石-緑閃石角閃石)」に分かれ、両者は全く別の鉱物である。しかし見た目では区別がつきにくいことから、どちらも「翡翠」と呼んでいる。

フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用

 

十数年前、長期の休みは必ず旅行へでかけることにしていて、

その行き先を探していた時目に留まった

「ヒスイ海岸でヒスを拾おう!」のるるぶの記事。

翡翠の知識もなく、

「宝石が拾える海岸???いってみたい!!!」

となったのが、糸魚川へ行くきっかけでした。

初めて見た糸魚川の海岸は本当に石だらけで、

砂浜がなく、すごく物珍しく思ったのをよく覚えています。

しかし、初めての翡翠拾いは翡翠がどんなものかもわからず、

水着でうろうろと歩くだけでした。

あの時地元の方が言ってた、

海岸で拾った翡翠じゃない宝石がうん百万の価値があったって話、

今思えばコランダムのことだったのでしょうか?

初回はお約束通り、キツネに化かされた翡翠拾いでした。

だって緑の石ばっかりなんだもん。